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住宅ローンを組むなら返済比率が低ければいいわけではない理由

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こんにちは、今現在進行形で新築注文住宅を計画中待ったただ中のとろです。

軽く我が家のスペックをご紹介。

  • 30代子なし夫婦2人暮らし
  • 世帯年収780万円
  • 5000万円ほどの住宅ローンを組む予定
  • 35年ローンの変動金利0.65%の予定

元々5000万円の住宅ローンを組みたかったわけではなく結果的に5000万円の住宅ローンになりそうな感じになってしまっているのですが、それはともかく、我が家の世帯年収で5000万円の住宅ローンに掛かってくる返済比率をいうと、「20.482%」になっています。

25%以下の返済比率であれば安全圏とされているため、20.482%は低い返済比率に感じると思いますが、それってどうなんでしょう?と感じます。

返済比率だけを見るのであれば問題ないように感じますが、各家庭ごとによって住宅ローン以外の支払いはバラバラだと思います。

住宅ローンの他に車のローンがあるとか、外食ばかりで食費がかさんでいる家庭など、各家庭によって月々の支出は違うはず。

であれば、「返済比率が低くても必ずしも安心に生活できるとは限らない」と言えます。

前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事では返済比率のみを見るのではなく住宅ローン以外に掛かってくる生活費はいくらであれば、安全に住宅ローンを支払っていけるのか考えていく記事になっています。

 

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住宅ローンにおける返済比率とは?

年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合のことをいいます。

我が家の場合の返済比率は20.482%になっています。

25%以下が返済比率における安全圏と呼ばれているため、我が家の返済比率は安全圏にいると言えます。

月々の支払いにすると13万3134円になります。

我が家の世帯年収780万円なので手取りは約580万円、月々の手取りは約48.3万円ほどになります。

つまり、48万3000円 - 13万3134円 = 約35万円になり、この余った35万円のお金で我が家の場合他の支出を賄うことになります。

 

返済比率25%以下で借りられる年収別住宅ローンの額

返済比率を25%以下にするためには、いくらの住宅ローンに対していくらの世帯年収が必要なのかを表にしてみました。

例:35年ローン・金利0.5%・元利均等返済

世帯年収住宅ローン額月々の支払い
300万円2400万円6万2300円
350万円2800万円7万2683円
400万円3200万円8万3067円
450万円3600万円9万3450円
500万円4000万円10万3834円
550万円4400万円11万4217円
600万円4800万円12万4600円
650万円5200万円13万4984円
700万円5600万円14万5367円
750万円6000万円15万5751円
800万円6400万円16万6134円
850万円6800万円17万6518円
900万円7200万円18万6901円
950万円7600万円19万7284円
1000万円8000万円20万7668円
※すべての返済比率が24.92%になっています。

 

住宅ローン以外の支出(生活費)はいくらであるべきか?

少ない支出に抑えられれば抑えるほど良いですが、こればかりは各家庭ごとに変わります。

総務省の資料によると、仮に4人家族(夫婦+子供2人)の住居費を入れた月々の支出は31万6517円になっています。

食費84,143円
住居18,411円
光熱・水道24,296円
家具・家事用品14,437円
被服及び履物12,480円
保険医療13,607円
交通・通信42,510円
教育3,816円
教養娯楽34,431円
その他41,386円

つまり住居費を抜いたおよそ30万円が住宅ローン以外の平均的な月々の支出(生活費)になります。

ただ、この30万円という金額には貯金は含まれておらず支出のみになっているため、希望額の貯金をしていくのであれば、もっと生活費を減らすか収入を増やさなければなりません。

例えば我が家(子なし夫婦二人暮らし)の場合、月々の住宅ローンが13万円だとして、今現在の生活費が住居費を抜いて22万円ほどになるため、月々35万円の支払いプラス固定資産税などの住宅にかかるランニングコストが月々の支払いになります。

仮に住居に掛かるランニングコストが月々1万円ほどかかるとしたら、月々の支払いは36万円。

手取り額が今現在48万3千円なので、月々12万3000円は貯金が出来る計算になります。

ただ平均的な4人家族で考えた場合、生活費が30万円、住宅ローンとランニングコストが13万円+1万円だとしたら月々の支払いは44万円にもなり、貯金は出来たとしても4万3000円ほどにしかなりません。

そうなると我が家でも、今以上に生活費を切り詰めなければならなくなるときが来る可能性が高いということになります。

やっぱり最低でも5万円の貯金は目指したいかなと思います。

であれば、4人家族で住宅ローンの返済比率を25%以下に抑えつつ毎月5万円の貯金をするためにはいくらの生活費が必要かを考えていきます。

 

毎月5万円の貯金を目指すための生活費用

例:35年ローン・金利0.5%・元利均等返済

世帯年収月々の手取り額住宅ローン額月々の支払い月々の生活費
300万円19万6000円2400万円6万2300円8万3700円
350万円22万8000円2800万円7万2683円10万5317円
400万円26万円3200万円8万3067円12万6933円
450万円29万1000円3600万円9万3450円14万7550円
500万円32万2000円4000万円10万3834円16万8166円
550万円35万円4400万円11万4217円18万5783円
600万円38万1000円4800万円12万4600円20万6400円
650万円41万2000円5200万円13万4984円22万7016円
700万円43万7000円5600万円14万5367円24万1633円
750万円46万4000円6000万円15万5751円25万8249円
800万円49万円6400万円16万6134円27万3866円
850万円51万9000円6800万円17万6518円29万2482円
900万円54万6000円7200万円18万6901円30万9099円
950万円57万3000円7600万円19万7284円32万5716円
1000万円60万1000円8000万円20万7668円34万3332円
※すべての返済比率が24.92%になっています。

返済比率を25%以下にして、毎月5万円の貯金をするためには以上の生活費が必要になってきます。

あくまでも返済比率が24.92%の住宅ローンで考えてあるため、返済比率をもっと下げることが出来れば月々の生活費はもっと増やすこと出来ます。

この表で月々いくらを生活費に充てればいいのか参考にしてみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

住宅ローンの返済比率が低ければいいわけではなく、生活費を含めた全体のバランスが大事だと思います。

念願の新築住宅を建てたのに、生活がカツカツになってしまっては本末転倒でしかないです。

ただ逆をいえば返済比率が高くとも生活費をかなり抑えることが出来れば、何の問題もなく生活で切るとも言えますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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