ハウスメーカーと地元工務店を9社ほど訪問してきて、その中でセキスイハイムと地元工務店で見積もりを出してもらいました。
最終段階の見積もりではないので、暫定金額ではありますが家づくりの参考になれば幸いです。
ちなみに2023年7月時点での見積もりなので、物価の変動などにより価格は上下する可能性があるのでご了承ください。
セキスイハイムの見積もり
まず、セキスイハイムでは『スマートパワーステーションFX(SPSFX)』という商品で見積もりを出してもらいました。
建物 | 2330万円 |
土地(仮) | 1700万円 |
付帯工事(外構工事含む) | 430万円 |
その他諸費用 | 524万円 |
合計 | 4984万円 |
建物
建物の延べ床面積は28.9坪で価格は2330万円。
建物の坪単価は80.6万円。
セキスイハイムの坪単価は全国平均で80万円前後ほどになっているみたいなので、ほぼ相場通りの価格帯かなと思います。
土地
土地は60坪で価格は1700万円(仮)。
坪単価は28.3万円になります。
土地はセキスイハイムで持っている土地の価格になっています。
区画がありその中のどれになるかはまだ分からないため、見込み金額を出しています。
付帯工事(外構工事含む)
付帯工事は下記のような中身になっています。
- 電気工事・給排水・その他経費:178万円
- エコキュート370ℓ:52万円
- 外構工事(カーポートなど):200万円
電気工事等の費用は確実に掛かってくるものなので、これ以上安くはならないと思います。
エコキュートは容量によって価格の変動アリ。
外構工事は、その家庭ごとに変わってくるため200万円必ず掛かるわけではありませんが、(仮)として価格を算出しています。
その他諸費用
その他諸費用の概要は下記のようになっています。
- 太陽光発電システム5.04kw:140万円
- 蓄電システム9.90kwh:150万円
- スマートハイムナビ:11万円
- 快適エアリー:120万円
- 諸費用(登記や印紙など):103万円
太陽光発電システムを乗せるのであれば、蓄電池は必須だと思っているので我が家としては確実に削りたくない部分。
スマートハイムナビは消費電力を『見える化』が出来たり、IOTによってモノとモノをネットで繋ぐことで声や外出先からさまざまなものを操作出来たりする便利な機能です。
快適エアリーはセキスイハイムで提供している『全館空調』になります。
ちなみに全館空調は1階にのみ配置する価格になっています。
快適エアリーがネット上の情報だと80万円前後の価格のようですが、営業マンの方に聞くと家の広さによって価格が変わってくるそうです。
その他
地鎮祭費用・引っ越し費用・カーテン照明などの費用は含まれていません。
ちなみにセキスイハイムは値引き可能なハウスメーカーなので、もっと安く価格を抑えることが出来ます。
地元工務店の見積もり
地元では有名な工務店での見積もりになります。
建物 | 2607万円 |
土地(仮) | 1480万円 |
付帯工事(外構工事含む) | 489万円 |
その他諸費用 | 204万円 |
合計 | 4781万円 |
建物
建物の延べ床面積は30坪で価格は2607万円。
建物の坪単価は86.9万円。
地元の工務店は建物の中に太陽光発電システム・カーテン・照明などが建物の中に含まれているプランでした。
一見高そうに見えるかもしれませんが、それらを考慮すると安めの建物かなと思います。
土地
土地は52坪で価格は1480万円。
坪単価は28.5万円。
この土地は、自分たちで見つけた土地があったのでその土地を見積もりに組み込んでもらいました。
付帯工事(外構工事含む)
付帯工事の詳細は下記の通り。
- 電気工事・給排水・その他経費:289万円
- 外構工事(カーポートなど):200万円
電気工事などの付帯工事費用に関しては、セキスイハイムよりも100万円ほど高くなっています。
その他諸費用
地元工務店のその他諸費用は、水道加入や印紙代、仲介手数料などを諸々含めてトータル204万円になっています。
その他
地鎮祭費用・引っ越し費用・カーテン照明費用など確実に掛かるであろう費用は全て含まれています。
ただ、この地元工務店は値引きは不可とのことなので、ほぼ確定に近い金額になっているかと思います。
セキスイハイムと地元工務店の比較
セキスイハイム | 地元工務店 | |
価格 | 4984万円 | 4781万円 |
延べ床面積 | 28.9坪 | 30坪 |
建物坪単価 | 80.6万円 | 86.9万円 |
土地 | 60坪 | 52坪 |
土地坪単価 | 28.3万円 | 28.5万円 |
その他 | インテリア費など含めず 値引き交渉可 | インテリア費込み 値引き交渉不可 |
建物の坪単価は中身にどこまで含まれているかで変わってきてしまうため、参考程度に見といてくれればなと思います。
セキスイハイムの方がトータルで高いですが、土地の値段が違うことと、値引き交渉が出来る点だったりインテリア費はセキスイハイムがやっている『onlineハイムフェス』を利用すれば最大30万円相当までインテリア等の家づくりの費用として利用できるので、最終的にはセキスイハイムの方が安くなるような気がします。
また、こどもエコすまい支援事業といって『子育て世代もしくは若年夫婦世帯を対象にZEH基準を満たす新築住宅に100万円の支援金』が出るので、そういったことも踏まえればどちらももっと安くなるかと思います。
もし、これから住宅を建てようとしている方で、お金のことや住まい選びで不安を感じているのであれば、プロにアドバイスを貰うことも一つの手かと思います。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口であれば、そういったあなたの感じている不安を解消してくれる可能性があるためオススメのサイトになっています。
まとめ
どちらも高いことに変わりはないですが、5000万円近くなってしまうのは地域による土地の価格もあるどうしようもないかもしれません。
ただランニングコストを考えると、地元工務店よりもセキスイハイムで建てた方が後々の費用は抑えられる印象はありました。
保証期間が地元工務店と比べても長いですし、メンテナンス費用も抑えられます。
トータルコストがセキスイハイムの方が安いかと思います。
あくまでも見積もり額は初期段階の価格であり、何年何十年と時が経つにつれてメンテナンス費用が掛かってきますからね。
そういったことも踏まえた上で家づくりをしていかないといけないなと思います。