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結局土地がなければ家は建てられない【我が家の注文住宅】

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小さい頃からの夢の中に将来新築住宅を建てるという夢がありました。

結婚してからというもの更にその夢が大きくなり、2022年10月頃からハウスメーカーと工務店合わせて7社ほど訪問してきました。

そこで感じたこと、それは・・・

土地無さ過ぎー

こんなにないものかと思うぐらい土地が無さ過ぎます。
いや、正確には良い土地が無さ過ぎ。

ネットを見れば確かに土地はわんさかと出てきます。
でも、土地があったとしても建てたくない土地ならそれは「無い」も同然。

どの住宅メーカーに行ってもパソコンを取り出してネットから探してくるため「ネットかーい!!」って心の奥底で叫んでいました。

というのも、私は勘違いしていました。
住宅メーカーに行けば土地なんてすぐに見つかるだろうと・・・

ただ完全なる勘違いでした。

住宅メーカーも誰もが探せるネットから土地を探す

「今はですね。土地が見つからなくて我々もアッ○ホームとかス○モとかから探しているんですよー」

ほとんどのメーカーがそんなことを言うもんだから、どんどんやる気が削がれていきました。
ネットって私のような素人でも見られるし探せますし、てっきりどのハウスメーカーに行っても土地に関してはバンバン出してくれるもんだとばかり思っていました。

住宅メーカーから「見つけた土地が100点満点中70点以上なら買いですよ!」なーんて言われましたが、「この土地絶対欲しい」って思わなければ購買意欲なんて湧きませんって話ですよ。

言わば100点満点に近く無ければ買いたいとは思えない。

ちなみに我が家の土地の条件は、

  • 60坪以上
  • 1500万円以下(多少オーバーは可) 
  • とある場所
  • 家の前の道は広め

これがね意外にないんです。

値段は良くても坪数が40坪ぐらいしか無かったり、場所が良くても値段が2000万円を超えていたりと、ホンットにない!!

私が住んでいる都道府県は田舎で、日本でもTOP10位に入るほどの広い都道府県です。

なのに無い!!

それには理由がありました。

市街化調整区域が多すぎる

市街化調整区域とは簡単に言えば、家などの建物を建ててはいけない場所のこと。

ただ一応許可を得ることが出来れば建てることは可能ですが、こればかりは各自治体が許可をしなければ建てることは出来ません。
なので、どんなに土地が余っているように見える場所でも、市街化調整区域であれば建てることは原則不可能になります。

特に私が住んでいる街は市街化調整区域の割合がとてつもなく多いがために自由に建てることが出来ないのです。
なんとも悲しい事でしょう。

隣町であれば市街化調整区域がバンバン許可出ておりドンドンいろいろな建物が建てられていくため、ただただ指を加えて見ているしかないのです。
なんとも辛い事でしょう。

隣町で建てようかとも思い、空いている土地を見に行きましたが、私も嫁も思ったのは

「遠い、狭い、なんだこれ」

の3拍子で却下。

土地探しがここまで大変だと思わなかったので、これは何か月、下手したら何年かかるか分からないなと感じた瞬間でした。

地元の土地に強い工務店で探す

発想を変えました。
それは工務店ならば地元の土地に強いのではないかと。

これが当たりました。

工務店のホームページにある不動産情報にはネットには載っていないような土地情報が載っているではありませんか。
良い土地をとにかく探している方であれば工務店で探すのは正解かもしれません。

ただ当然と言えば当然ですが、工務店に載っている土地情報は基本的に建築条件付きになるので、その工務店でしか建てることしか出来ません。

確かに工務店には工務店の良さがありますが、私が欲している家の条件ではなかったので結局そこで契約することはありませんでした。

土地が無ければ建てられるわけがない、その逆も然り

希望の土地で建てることもこだわりますが、それとプラス家の方にも納得しなければ新築は建てられないわがままな私たちです。

「家は3回は建てないと、納得する良い家は建てられない」みたいなこと言いますが、庶民の私たちに3回も家なんて建てられるわけがないって話。
大金持ちなら良いでしょうが、人生で1回建てるだけで精一杯。

そうなると1回でどれだけ自分たちが納得できる家を作ることに集約されるので、妥協して新築を建てたくないわけなんです。
新築は人生一度きりの大きな買い物ですからね。

最後に

なんか私の不満のはけ口みたいになってしまいましたが、土地を探すのがここまで大変だとは思っていませんでした。

かなり考えが甘かったなと思ったのがハウスメーカーと工務店を回って強く感じました。

一応今すぐ建てられなくとも問題はないので、良い土地が出てくるまで踏ん張っていこうと思う今日この頃になりました。