今の世の中、転職サイトや求人紙など様々な方法でいつでも仕事を探せます。
ただ、その中でもハローワークは企業が無料で求人募集を出すことが出来るため、企業側としてもありがたい求人募集場所であると同時に、就活する個人にとってもとても便利な場所です。
しかし、実は中には無料で求人募集を出せることを良いことに雇う気がない求人募集をしている企業がいることも事実。
ただハローワークの職員は「この求人は止めた方がいい」といった明確な答えはくれません。
そういうこと言ってはいけないルールになっているみたいですね。
まぁしょうがないですよね、求人を紹介する場ですから。
では、どうやって教えてくれるのかというと、
「この企業は今まで○○人ほど応募していますが、誰も採用されていませんね。それでも応募しますか?」
これが実際に言われた言葉。
こんなこと言われたら応募したくなくなりますよね。
「ほぉ中々分かりやすく遠回しに教えてくれるではないか」
他にも職員の方が教えてくれる以外に何度もハローワークに通っていると見えてくる求人の良し悪しが分かるようになってきます。
ハローワークで求人応募してはいけない企業の特徴
ハローワークに1・2回行っただけでは中々分かりませんが、何回か通っていると見えてくることがあります。
- 何か月も求人募集している
- 何十人、何百人も面接に行っているのに誰も採用していない
- 給料が極端
これらの求人は特に気を付けたほうが良いかもしれません。
全ての求人が変だとは思いませんが、これら3つに関しては基本敬遠してしまいます。
特徴①:何か月も求人募集している
ハローワークに何度も通っていると、何か月も求人募集をしている企業があります。
基本的に企業側がハローワークに求人を出す場合、求人を出した月を含む3か月が期日となっています。
その3か月を過ぎてもずっと募集を出している企業は、『雇う気がない』・『求人募集を停止していない』などと言ったことが考えられます。
雇う気がない企業は、ただ単に宣伝のために出している場合やハローワーク職員に促されしょうがなく求人を出している場合もあります。
つまり求人を多く見せることもハローワーク職員の仕事なのです。
ということは実際の有効求人倍率なんてあてになりませんね。
特徴②:何十人・何百人も面接に行っているのに誰も採用していない
冒頭でも言いましたが、1つの求人にたくさんの応募が集まることはよくある事です。
しかし、たくさんの応募があるにも関わらず誰一人として面接に通っていないのは怪しいです。
私自身そういった求人には応募しません。
もちろん、企業側から良い人材がいなかったと言われればそれまでなので確かめようがありませんが、上記で言ったような『ハローワーク職員に促されてしょうがなく求人を出している』場合だとあり得ます。
実際私が働いている会社に電話が掛かってきたことがあります。
『求人載せてくれませんか?』と。
私自身、人事担当ではないので上司から聞いた話ですが、実際にそういった事はよくある事みたいです。
そもそも、求人出したいのであればこちらから連絡して載せてもらうのが普通だと思いますけどね。
求人が必要でもないのにハローワーク側から求人出してくださいなんて来る方がおかしな話です。
特徴③:給料が極端
中には給与が極端な設定になっている求人があります。
ほとんどの求人の場合例として月給18万~24万円と下限と上限の差がそこまで開いてないのが大半なのですが、中には30万円以上開いている場合があります。
正直「ん?」って思いますよね。
あまりにも給与の幅が広すぎて何故そうなるのかと。
給料は誰だって高いに越したことはありませんが、あまりにも極端すぎて警戒してしまいます。
実は偶然その企業で働いたことがある人と出会うことが出来たため話を聞いてみると。
「ブラックだよ」
との一言。
一番最初に出てきた言葉がブラックと言う言葉でしたね。
もちろんその人はブラック企業なので辞めたと言っていました。
やはり当時自分の目で見た極端な給与の企業に不信感を抱いたのは間違いではありませんでしたね。
もし応募しようとしている企業に不安を感じるのであれば
求人内容からでは分からないことも多々あることも事実です。
応募してから不安になるのではなく、応募する前にその企業の雰囲気を感じることが大切です。
- ホームページを見る
- 口コミサイトを見る
- 企業を実際に見に行く
方法①:ホームページを見る
ホームページがある企業であれば見ておくことは大切なことです。
その企業の雰囲気を感じることが出来ますし、従業員のコメントも載せているのであれば、これから一緒に働くかもしれない方たちの人間像を知ることが出来ます。
ただ当然良いことしか書いていないことも事実。
ホームページは企業の顔になる部分であり、そこから仕事を請け負うことだってあるわけですからね。
方法②:口コミサイトを見る
今は様々な口コミサイトがあり、実際働いている人、以前働いていた人の意見を口コミサイトで確認することが出来ます。
企業のホームページとは違い、こちらでは企業のデメリットを知ることが出来る可能性があるので利用しない手はありません。
企業の内情だったり、実際の給料だったりと様々な事を知ることが出来るため1番参考になるのが口コミサイトです。
方法③:企業を実際に見に行く
企業のホームページに載っている写真は当然綺麗に撮ってありますので、実際に行って見た場合の外観とは違う雰囲気を感じることがあります。
実際に企業を見に行くことでここで自分が働くかもしれないというイメージを湧かせることが出来ます。
応募しようとしている企業をなかなか見に行けないといった方であれば、Googleのストリートビューを見ることをオススメします。
実際にその場にいる感じを味わえる出来ますし、またそこに行くまでの道のりも知ることができる 大変便利です。
最後に
怪しいと思った企業は応募しないか、とことん調べてから応募する。
人生たくさんの時間を仕事に費やすわけですから、入社してから悲しい思いをするのではなく、事前に不安要素を少しでも減らしていくことが大切です。
自分の人生は自分で決めるものです。
この記事を読んでいただき良い企業に勤められれば幸いです。