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ただただ利用される派遣社員になるのではなく、利用する側になればいい。

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元々自分は昔約3年半ほど派遣社員をやっていたんですが、はっきり言います!

 

派遣社員は止めとけ!

 

ではなぜ止めといた方がいいのかを説明していきます。

 



 

自分が感じた派遣社員のデメリット

派遣社員は簡単に使い捨てにされる

リーマンショック時代の当時、派遣社員をやっていた自分は派遣先の企業から、そこで働いていた派遣社員全員クビになるという状況になりました。
とはいえ当時はすぐに派遣先企業自体の景気が悪くなったのではなく、これから先景気が悪くなるであろうといった考えにより派遣先企業に切られた次第です。

あの時は切られるまでがすごく早かった。
どの企業も速攻で派遣社員を切っていきましたからね。
当時のニュースは連日『派遣切り』の報道ばかり。

ましてや地元にあった派遣会社は所属していたほとんどの派遣社員が、とある1つの企業に派遣されていたため、地元の派遣会社事務所自体も撤退することに。
もちろん景気が悪くなれば派遣社員だけでなく正社員の方にも被害は行くかと思いますが、これだけは間違いなく言えます。

景気が悪くなれば真っ先に切られるのは、派遣社員です!

 

賞与(ボーナス)時期はヘコむ

賞与時期になると、当然その企業に直接雇用されている正社員の方・パートの方であれば賞与が発生しますが、派遣社員に賞与はありません。
ただ賞与のある派遣会社もあるにはあります。
寸志程度だったりしますが・・・。

テレビなどで「今年の全国の平均賞与額は・・・」と言われても派遣社員の自分からしたら、「ふ~ん」って思うだけ。

同じような仕事内容もしくは正社員以上の仕事をしているにも関わらず、賞与が貰えないのは正直言って凹みます。
もちろん派遣社員に賞与が発生しないことは分かっていました。
しかし、やっぱり賞与貰えた方が誰だって嬉しいじゃないですか?
それが何もないのはね・・・。

 

正社員として就職したくても不利になる可能性がある

自分にとってこれが1番キツかった。

当時は世界的な不景気でしたから、正社員の方ですら再就職に苦労したかと思いますが、派遣社員だと正社員以上に不利になります
もちろん派遣社員としてずっと続けていくのであればあまり関係ない事ですが、派遣社員から正社員になるのであれば話は別。

たくさん面接に行き、面接で必ずと言っていいほど聞かれたのが、

「なんで派遣社員をやっていたんですか?」

面接に行ってこれが1番多い質問。
もうねーほんとウザいぐらい聞かれましたね。
中には派遣社員と聞いただけで邪険にする面接官もいて、派遣社員で働いていたことを後悔したぐらい。
まぁそれでも派遣社員をやっていた自分が悪いんですけどね(´;ω;`)

その後正社員にはなれましたが、自分は派遣社員には2度とならないことを決めました

 

 



 

利用されるのではなく、こちらが利用する

自分の経験から派遣社員の悪い事ばかり書いてきました。

派遣先から良いように利用されるのは派遣社員の性かもしれません、でもだったらこっちから利用してしまえば良いのです。
派遣という職業を利用することで逆にメリットに繋がる可能性は充分にあります。

正社員になりたいと思う方にとって派遣社員は基本的にオススメしません。
しかし、以下の方であれば派遣社員でのメリットがあります

 

派遣社員のメリット
  • 正社員になりたくない人
  • 責任のある役職に就きたくない人
  • 再就職するための繋ぎとして利用する
  • スキルを磨く場として利用する

 

正社員になりたくない人

派遣社員であれば言われたことだけ、つまり契約内容の事だけやっていれば良いので、正社員になりたくない方にとって気楽に働ける職業です。
企業の売り上げがどうなろうと考える必要はなく淡々と仕事が出来ます。

とはいえ中には契約内容以上に仕事量を求めてくる派遣先もあるので注意が必要。
もしそうなったのであれば、所属している派遣会社に頼んで賃金アップを頼んでみるのはいいですよ。
意外に上がったりします。

 

責任ある役職に就きたくない人

正社員であれば、主任・係長・課長・・・と言ったように、役職は上がっていきそれに伴い責任感は増していきますが、派遣社員にはそれがありません。
あったとしても派遣社員の中のリーダーになるぐらい。
責任ある仕事をしたくないのであれば、派遣社員は1番でしょう。

 

再就職するための繋ぎとして利用する

正社員として再就職するために、その繋ぎとして派遣社員になるのも良し。
アルバイトして繋ぐよりも給料は全然高いので生活に困りにくいかもしれません。
短期間の派遣社員であれば、面接で聞かれても、

「再就職するための繋ぎとしてやっていた」

みたいな説明をすれば言いので、長期間働いた場合よりも逆に気にする面接官はいないかと思います。

 

スキルを磨く場として利用する

自分のスキルを磨ける派遣企業先で働くことで、スキルを磨きながら給料を貰うことが出来ます。
将来自立したい方やフリーランスなどで活躍したい方など、正社員であれば就業先の色に染まってしまうかもしれませんが派遣社員であれば気楽に業務に取り組めるため、自分のスキルの向上のためだけに利用するのもアリです。

 



  

最後に

派遣社員は利用する仕方によってデメリットになったりメリットになります。
どうなるのかは利用する側次第。

自分が派遣社員として働いたことは確かに経験にはなりました。
同じ派遣社員、一緒に働いてきた正社員の方々とやってこれたのは1番良かったこと。

ただ正直言うとそれだけですかね。
それ以上の事はありません。

何よりも心えぐられたのが、派遣切りをくらった時に母に報告したとき・・・
母は泣きながら、

「なんであんたがクビになるの・・・」

って、何も言えなかったなぁあの時。

それで派遣社員ではなく少しでも安定のある正社員の仕事を絶対に見つけてやるって思ってました。
もちろん正社員だからといってクビにならない保証はない。
ただ正社員よりも派遣社員が真っ先に切られることは分かっているからこそ、派遣社員にはなれない。
親を心配させたくないから。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。