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ボーナスの受取金額が下がる!?前月の給料に注意せよ!

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今年も冬のボーナスを頂きました。

その金額は・・・

総支給額が75万円!

ありがとうございます!!

ただ!!悲しいんです。

なんせ、手取り額が夏よりも3,000円ほど下がるという摩訶不思議な出来事。

(。´・ω・)ん?どゆこと?

夏のボーナスの総支給額は72万円。

今回の冬のボーナスは75万円。

総支給額で比較したら3万円もアップしているのにも関わらず手取り額が3,000円も下がるという頭の中???が並びました。

なぜ夏よりも総支給額が上がったのに冬の手取り額が下がったのか?

夏のボーナスと冬のボーナスを総支給額と社会保険料を比べてみました。

夏ボーナス冬ボーナス
総支給額72万円75万円
健康保険約3万4千円約3万6千円
厚生年金約6万5千円約6万8千円
雇用保険約2千1百円約3千7百円
所得税約2万5千円約5万円

健康保険料アップ、厚生年金料アップ、雇用保険料アップ、所得税アップ。
まぁ総支給額が上がっているんだからそりゃ全部上がるよねー・・・って、

はえ!?所得税のアップ量なんじゃそれ!!

夏よりもほぼ倍増だと!?

なんでなんでなんでぇぇぇぇぇー( ゚Д゚)

上がりすぎて逆にウケるんですけどー。

この所得税が手取りを3,000円落とすことになった一番悪さしている部分になります。

 

原因は2022年11月分の給与が高かったことと社会保険料が上がっているため

社会保険料に関しては2022年10月から上がっているため知っていたのですが、所得税が夏のボーナスよりも倍増しすぎているのは腑に落ちない部分ではありました。

そこで、調べてみたら納得しました。

答えは2022年の11月分の給与が高かったために冬のボーナスに適用された所得税率が上がったことが原因でした。

どういうことかというと、ボーナスから引かれる所得税は前月の給与、正確には総支給額から社会保険料を引いた部分が課税対象額となり、この課税対象額部分がいくらになるかによってボーナスの所得税が決まります。

総支給額 ー 社会保険料合計 = 課税対象額

この課税対象額を国税庁から出ている「賞与に対する源泉所得税額の算出率の表(令和4年分)」に照らし合わせます。

出典:国税庁

この表から照らし合わると、夏のボーナスを受取時の前月の課税対象額は約23万円ほどでしたので「賞与の金額に乗ずべき率」は私の場合扶養はいないので4.084%となります。

そして冬のボーナス受取時の前月の課税対象額は約31万円でしたので「賞与の金額に乗ずべき率」は扶養なしで8.168%となります。

ここを見るだけで思うことですが、「賞与の金額に乗ずべき率」は夏のボーナス時と比べても冬のボーナス時はほぼ倍になっていることが分かります。

計算してみます。

●夏のボーナス時、総支給額から社会保険料を引いた課税対象額が約61万円なので

61万円 × 4.084% = 所得税2万4912円

61万円 ー 2万4912円 = 手取り額58万5088円

●冬のボーナス時、総支給額から社会保険料を引いた課税対象額が約64万円なので

64万円 × 8.168% = 所得税5万2275円

64万円 ー 5万2275円 = 手取り額58万7725円

更に2022年10月から社会保険料の負担が上がっているので、夏よりも社会保険料が約6,600円増になっています。それをふまえて計算します。

58万7,725円 ー 6,600円 = 手取り58万1125円

つまり、冬のボーナス手取り額から夏のボーナス手取り額を引くと・・・

58万1125円 ー 58万5088円 = ー3,963円

正確なボーナス額を乗せているわけではないので大体の金額になってしまいますが、ただほぼ減っている金額になります。
これが夏のボーナスよりも冬のボーナスの手取り額が3,000円ほど減った答えになりました。

こんなこと調べなかったら分かるわけないがな。

 

ボーナスから引かれる所得税を抑える方法

答えは簡単。

ボーナス受取時の前月の給料を落としまくればいいんです(笑)

そうすれば、私みたいになることはありませんからね。

ただ今回は夏よりも冬のボーナスが3万円アップだったことが悲しい現実を目の当たりにする現況でした。

つまり何が言いたいのかというと例えば夏よりも5万円アップしていれば、手取りで3,000円下がるなんてことにはならなかったんだろうなって思います。

上がった金額がたまたま3万円だったがために今回の事件(事件て・・・w)が起こっちゃいましたね。

 

まとめ

夏のボーナスよりも冬のボーナスの方が総支給額が3万円もアップしたのにも関わらず手取り額が3千円ほど下がってしまったのは、前月の給与が多かったことが原因でした。

このことからボーナスを貰う前の月の給料は下げまくった方が所得税があまり引かれずに済むことが分かりました。

つまりボーナスの前の月は仕事を頑張らないことを目標に今後頑張ります。

嘘です(笑)

参考になった方がいたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。